「不味い・溶けない・安い」の3拍子揃ったプロテインがピュアテイン。
2010年、それまでザバス(4,000円/kg)しか購入できなかったプロテインの市場に流星の如く現れたピュアテインはキロ単価2,400円という驚きの値段でハードコアなユーザーを歓喜させたのでした。
スプーンを入れなければ2,370円と良心的な価格な上に、4袋注文すれば送料も無料になるという驚きのコスパ
これは高価なプロテインに悩まされたユーザーと彗星の如く現れたのピュアテインとの壮大な交流の物語である。
パッケージ
シンプルなパッケージに簡単な包装
味はなく、甘さもない。
香りも無ければ、色もない。
そんな今のサプリメント業界にもし販売される事があれば炎上筆致のプロテインがこの日の本に存在したことを私たちは忘れてはならないのです。
栄養成分
「Simple is the BEST.」
製品の約8割がたんぱく質というWPIのクオリティ
しかし、WPIあるようなイオン交換処理は全くされていない純粋な「ホエイパウダー」
栄養成分表(製品100g当たり)
エネルギー 394kcal
たんぱく質 80.5g
(無水物換算 84.2g)
脂質 4.5g
炭水化物 7.1g
ナトリウム 560mg
原材料名
「ホエイ蛋白」!以上!
これだけで語るプロテインが他にありますか!?
いや!最初で最後のプロテインだったことは間違いありません。
「人工甘味料や添加物など体に害だ!」と説く人々に言いたい。
それならピュアテインがお勧めだよ。と。
ホエイ蛋白(乳製品)
商品概要
原材料はニュージーランド産の豊かなホエイパウダーを使用し、余分なものを付けない代わりに値段を下げるといった徹底的なユーザー目線が素晴らしい。
当時、専用ホームページがあったのだが現在は無くなっています。
この輝かしくも儚いピュアテインの歴史をどうか多くのユーザーに届いて欲しい。
内容量:1000g
販売者:株式会社イージースポーツ ES1/東京都小平市中島町6-24
番外編:古に想いを馳せて。
私がプロテインを意識して摂取し始めたのは高校生の頃なので、既に10年以上多くのプロテインを飲んできた。
その中でより一層「ピュアテイン」を思い起こさせるプロテインを原材料の観点から以下にピックアップしていく。
第1位:Big Whey/バルクスポーツ
あれ?1位から?と思った貴方!
そう、私は誤魔化しやアピールが下手なのです。
ピュアテインと考えたら真っ先に「ビッグホエイ/ナチュラル」を紹介します。
原材料は濃縮ホエイたんぱくと乳化剤のみ!
乳化剤が添加される事によって水と分離しにくくなる為、飲みやすさは抜群!
しかし、味や風味は当時のピュアテインを連想させてくれる商品だ。
第2位:ISO PRO/バルクスポーツ
1位のビッグホエイに比べてより洗練されたホエイパウダーを感じさせてくれるのがこの「アイソプロ(ナチュラル)」
アイソレート製法のホエイパウダーなので透き通った感じでサラリと飲めるプロテイン
原材料は1位と同等だが、あまりのクリアテイストにピュアテインの背景が霞んでしまう
それでも堂々の第2位
第3位:WHEY PROTEIN/GronG
「グロング(ナチュラル)」を展開する株式会社Ultimate Lifeは、バルクスポーツ(株式会社ボディプラスインターナショナル)に比べると比較的新しいサプリメント企業だが商品展開数の多さは特出すべき個性の1つ
また、少し風味が弱いながらもホエイパウダーの癖が程よく残っており、ピュアテインを知りたい初めてのユーザーに勧めたいプロテインになる