清水希容選手のトレーニング

五輪ファッションBEST10に選ばれ、空手界の綾瀬はるかと話題になったオリンピック銀メダリストの清水希容(しみず きよう)選手

持ち味である流れるような受けと払い、速さのある突きや極めの秘訣などトレーニングから見ていきたいと思います。

プロフィール

清水選手は、小学校3年生から空手を始め、20歳で全日本選手権を史上最年少で優勝している経歴を持っています。

流派は四大流派の1つである糸東流(しとうりゅう)であり、形が他の流派と比べ種類が多く、素早さやキレが特徴的な流派となっています。

名前:清水希容(しみず きよう)
所属:ミキハウス
出生地:大阪府吹田市
生年月日:1993年12月7日
身長:160㎝
体重:57㎏
SNS:InstagramFacebook

清水希容

「予選・準決勝・決勝」

形の予選では上位6名がメダルバウトへ進み、準決勝・決勝へと駒を進めます。(ルールについてはこちら)

首位で通過した清水選手は決勝でサンドラ・サンチェス(スペイン)と対戦し、0.18点の差で敗れ銀メダルとなりました。

予選1回目  オヤドマリノバッサイ(27.40点)
予選2回目  チバナノクーサンクー(27.86点)
決勝      チャタンヤラクーサンクー(27.88点)

清水希容

過去の受賞歴

空手の才能と美貌の美しさをを兼ね備えた才色兼備であるのは言うまでもない位に多くの全国大会、国際大会で優勝しています。

しかし、国際大会に限定してみると2018年より優勝から遠ざかっております。

以下に主な大会と順位について記載します。

2020オリンピック(女子形)/銀メダル
2018年世界空手道選手権大会(女子形)/銀メダル
2017年ワールドゲームズ(女子形)/銀メダル
2014・16年世界空手道選手権大会(女子形)/金メダル
参照URL:Wikipedia

稽古以外のトレーニング

Instagramでトレーニングを紹介していました。

特に興味深い点は下半身の力が非常に強く、様々なトレーニングアイテムを用いて工夫をしながらトレーニングをしています。

ヨガについては形の最中に呼吸が乱れるという事からしっかりと正しい呼吸が出来るようにレッスンを受けているそうです。

また、スクワットの動作でも競技の特異性を考慮し、フルスクワットではなくハーフやクォーターでの切り返しを重視したウエイトトレーニングを行っています。

1.ヨガのレッスン中

2.ウエイトトレーニングとミニハードルトレーニング

3.スライドディスクを用いたトレーニング

4.オリンピックバーを保持してサイドステップ

最後に

東京オリンピック2020では惜しくも2位の結果となった清水選手ですが、相手のサンドラ・サンチェス選手(スペイン)は欧州空手道選手権大会を連覇する強者であり、2018年の世界空手道選手権大会で清水選手に勝利しています。

サンドラ・サンチェス選手の形は女性には珍しい力強さがあり、清水選手と比べて10歳以上も年上の選手になります。

今後もチャンピオンとして君臨する可能性を秘めており、ライバルとしてどのような形をするのかが問われているように感じます。

清水選手のSNSでは形に対して熟考し、様々なトレーニングを実践しています。

まだまだ選手として大きく伸びる可能性がある為、今後の活躍に期待です。

清水希容