テニス肘

テニス肘に対してのアプローチ(実践編)

【臨床編】にあるような等速性マシーンは限られた施設でのみ利用可能な為、一般的なガイドラインでは短縮性負荷を用いず、また時間をかけて制御しながら伸張性局面を実施する必要があります。また、可動域で痛みを感じない事が理想であり、痛みを伴う可動域でのエクササイズは伸展性を低下させたり、傷害を悪化させる可能性がある為、痛みは避けるべきであると考えます。

テニス肘に対してのアプローチ(臨床編)

テニス肘は35~55歳に多いとされ、有病率は一般の1~3%と言われています。特徴として罹患者の70%が利き腕に発症し、手を多く使用する労働者の15%、テニス競技者の7%に多く現れているといわれています。痛みの軽減方法や有効とされる治療についてまとめました。